茶芸NEWS  ◇◆東日本国際大学 ゼミ講習会◆◇  2004.6.30


東日本国際大学の田村ゼミの方に茶芸講座を開きました。
田村先生は国際経済学科で助教授をされています。今回の目的は台湾の文化のひとつである 茶芸を学ぶということでした。

ウーロン茶の歴史を説明した後、実際に茶芸をして学生さん達と交流を深めました。
講座イメージ
学生さんからの質問の一部をご紹介します。

Q.茶芸道具は台湾では各家庭にあるのですか?
A.調査したわけではありませんが、だいたい各家庭にはあります。 しかし茶芸館にあるような立派な茶芸道具とは限りません。もっと簡単な道具もありますから。
種類によりますが、だいたいの家庭に備えているようです。日本の家庭での急須のような気楽な感じです。

Q.お茶の温度は高温がいいのですか?
A.高温が美味しいお茶を入れるコツです。 ウーロン茶は製造過程で揉み込んで丸くしてあるので、高温にしないと丸まった茶葉が開いてきません。 それに温度が足りないとせっかくのいい香りも出ませんから。

Q.一番美味しいお茶はどれですか?
A.これは難しい質問ですね。人それぞれの好みがありますから、一番を決める ことはできませんね。台湾で消費される飲料のうち50%は半醗酵茶です。ウーロン茶がそうです。 台湾ではやはりウーロン茶が好まれているということです。

Q.使う水はどんな水がいいですか?
A.私がいろいろ試した結果では浄水です。 アルカリイオン水を使ったことがありますが、ウーロン茶の本来の味を味わうには向かないと思います。 一番簡単なのは水道水を沸騰させてカルキを飛ばした水です。 浄水器など何の用意もない時はこれで充分だと思います。



講座イメージ
学生さん達の感想をご紹介します。

学生さんA:(台湾からの留学生です)小さい頃から飲んでいたので、入れ方はわかっていました。 いいお茶かどうかは茶葉を見てすぐにわかりました。

学生さんB:ファミレスでバイトしています。 ウーロン茶が置いてありますが、味が全然違いますね。
黄さん:当たり前です!!o( ̄^ ̄ ;)

学生さんC:中国に修学旅行の際に初めて茶芸を見て、 今回が2度目でしたが作法がまた違っていて新鮮でした。

学生さんD:驚いたのは味よりも香りがすごく良いということです。 花のような香りがしました。

学生さんE:(中国雲南省からの留学生です) こんなお茶は中国で飲んだことがありませんでした。とても美味しかったです。

学生さんF:美味しかったです。

学生さんG:日本の茶道と比べて堅苦しさがなく、楽しめました。

田村先生のまとめ:中国では、点心を食べながらお茶を飲みます。飲茶といいます。 友達と会うとき、映画を見た後、どんな時でも点心とお茶で会話を楽しむのです。 飲茶は交流の一つです。この台湾の茶芸も同じ交流の一つです。 コミュニケーションをはかるための代表的なものですね。

黄さん:田村先生のおっしゃるとおり、台湾の茶芸で大切なのは形(作法)ではなく 心です。もちろん美味しいお茶を入れる為には温度や清潔さなど、気をつけなければならない作法も大事です。 茶芸は相手と交流する・親交を深めるための手段であるということです。
HOME / その他の茶芸NEWS